池江璃花子選手!リオオリンピックを決め号泣!

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<競泳:リオデジャネイロ五輪代表選考会兼日本選手権>◇第2日◇5日◇東京辰巳国際水泳場◇女子100メートルバタフライ決勝

女子100メートルバタフライで池江璃花子(15=ルネサンス亀戸)が、初の五輪出場を決めた。200メートル自由形予選、準決勝に続く3本目のレースとなった決勝で57秒71で初優勝した。派遣標準記録(57秒77)を100分の6秒上回って「うぇ~ん」と大泣きした。3種目で日本記録を持つ「水の申し子」が伸び盛りの勢いそのままに、リオデジャネイロのスタート台に立つ。

池江はお立ち台の上で「本当になんか、もう、とにかく…。うぇ~ん」と両手で顔を覆った。泣きやんでから、感想を聞かれても「派遣(標準記録)を切ることだけをずっと目標にやってきた。本当にうれしいです…。うぇ~ん」。リオ切符の喜びに大泣きした。

涙は15歳らしくても水の中では別人だ。200メートル自由形準決勝を泳いでから約40分後。3レース目でも前半から飛ばした。後半の失速を我慢した。「派遣を切れてないんじゃないかと。場内アナウンスで分かった。それで泣いちゃった」。

今大会は4種目にエントリー。1日で3レースのこの日が最大のヤマ場だった。「(1日で)2種目に出るのは葛藤があった。大会前までずっと悩んだ」。昨年日本選手権は日本ランク1位で出場も余力を残しすぎて予選20位と惨敗している。それでも「出ることに意味がある」と挑戦した。

「水の申し子」だ。母美由紀さん(50)は「家の風呂で産んだんですよ」と明かした。体温に近いお湯の中で分娩(ぶんべん)する方法。助産師を呼んで自宅で産んだ。「赤ちゃんにとってどうか。(水中出産は)一番出やすい。子どものためになることしかしたくない」と振り返った。

母は運動神経を発達させるため、生後半年で指につかまる感覚を覚えさせ、自宅に雲梯(うんてい)も設置した。中学3年間で身長は15センチ伸びて170センチ。しかも水を捉えるために重要なリーチは、身長を上回る184センチだ。これまで中学記録、日本記録など「記録」がつくものを通算40回以上も更新している。泳ぐたびに記録を伸ばしてきた。

池江はイメージトレーニングを欠かさない。この日は優勝インタビューされる自分を想像してレースに臨んだという。ただ「あんなに涙が出てくるとは思わなくて。死ぬほどうれしい」と照れ笑い。残り3種目でも五輪を目指す高校1年生は本番でもビッグサプライズを起こす可能性がある。【益田一弘】

◆競泳の年少五輪代表 最年少は、80年モスクワ大会女子平泳ぎの長崎宏子。開幕時11歳だったが、日本がボイコットしたため幻の代表になった。出場した最年少は、92年バルセロナ大会女子背泳ぎの稲田法子で14歳。金メダルに輝いた平泳ぎの岩崎恭子より6日若かった。最近は平均年齢も上がり、中学生は96年アトランタ大会女子バタフライの青山綾里が最後。前回ロンドン大会は渡部香生子が高校1年の15歳で最年少だった。

池江璃花子選手!
リオオリンピック出場おめでとうございます。そして、日本選手権優勝おめでとうございます♪
決勝では、2位と約1秒もの差をつけて優勝!圧勝でした!

しかし、2015年の世界水泳で 55秒64のタイムを出してるスウエーデンのサラ・ショーストレム選手がいます。タイム記録だけの話をしてしまうと世界の壁は高いと思いますが、何が起きるか分からないのがスポーツ。

どんな凄い選手がいようと、オリンピックに出場してる選手全員にメダルを獲るチャンスがあるんです。池江璃花子選手!リオオリンピックでメダルを勝ち獲ってほしいですね!

 

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