ラグビーと言えば普通15人で行うものだが、7人で行う競技がある。それが「セブンズ」と呼ばれる7人制ラグビーだ。15人制と全く同じグラウンドを使って行われるが、ルールやプレースタイルは全く違う一面も持つ。7日から始まる7人制のリオデジャネイロ五輪アジア予選(香港)を前に、なぜ7人制なのか、また15人制との違いについて調べた。 (森合正範、谷野哲郎)
7日から始まるラグビーの五輪予選。ラグビーに注目が集まっている今、こんな疑問を抱いた人もいるのではないか。「サッカーはワールドカップ(W杯)も五輪も11人なのに、なぜ、ラグビーの五輪は15人制ではなく、7人制なのだろう?」、と。
これはラグビーの国際統括団体「ワールドラグビー(旧国際ラグビーボード)」が、国際オリンピック委員会(IOC)に新競技の7人制を提案したから。そこには、五輪とW杯を明確に分ける理由があった。
まずは日程問題。五輪で15人制を実施するには、日程上の支障がある。原則として、オリンピック憲章には「競技期間は16日を超えてはならない」と記されている。15人制のW杯は20カ国・地域が参加し、大会期間は約1カ月半。チーム数を減らしても、16日間で収めるのは無理がある。日本ラグビー協会の小西宏事務局長は「15人制は体力の消耗が激しく、試合間隔を1週間空けないと健康上問題がある。五輪期間中に消化することは難しい。7人制なら短期間の日程で済む」と語る。
7人制は7分ハーフで1日3試合行うこともできる。リオ五輪は12チームで競技日程はわずか3日間。選手数、試合時間、日程の面でもコンパクトで五輪向きの競技だ。
五輪向きといえば、競技内容もそう。小西事務局長によると「7人制は大型選手だけでなく、小柄な選手も戦える。スピードがあって、運動量が多い選手が重宝される」。試合展開が速く、見て楽しめる。試合時間も短いなど、テレビ向きの競技と言える。
また、国際統括団体の戦略も大きく関係している。15人制のW杯は五輪、サッカーW杯に次ぐ世界三大スポーツ祭典の一つ。世界中でのべ40億人が視聴するビッグビジネスで「世界一を決めるのはW杯」という考え方が根強い。だが、一方で7人制ラグビーも普及させたい。そのためのすみ分け戦略の一環の意味もあるようだ。
7人制と15人制は「似て非なるスポーツ」という関係者も多い。プレースタイルが異なり、サッカーとフットサルより違いがあるとも言われる。W杯で盛り上がった15人制の次は、7人制ラグビーを見てみるのも面白いはずだ。
これを読むと、なぜ7人制なのか納得しますね!
ただ、ラグビーといえば五郎丸選手!もう知らない人はいないですよね!2015年のラグビーワールドカップで人気が出た選手です。
しかし、15人制のラグビー選手なので、オリンピックで見れる事はなさそう。涙 いや・・・絶対見れないですよね。
男子ラグビーは、2015年で話題になり、セブンズの男子ラグビーも話題になってる見たいですが
勿論、女子も注目されてて「サクラセブンズ」って言うらしいです。男子も女子も、今回のリオデジャネイロオリンピックに出場出来たとしたら2020年東京オリンピック、更に注目が集まるでしょう。
まずは予選!頑張ってほしいですね!
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