【リオオリンピック】新種目ゴルフ!トッププロが出場を渋る!

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今年8月に開催されるリオデジャネイロ五輪で112年ぶりに復活するゴルフ。男女各60人が出場するが、トッププロが五輪出場を渋っている。

国際オリンピック委員会は「ベストプレーヤーが出場する」ことを条件に五輪復帰させているだけに深刻な問題だ。そこで、主要団体は金メダル獲得者には2017年のメジャー大会の出場権を与える方針を表明し、あからさまな“ニンジン作戦”に出た。でも、出場選手は世界ランキング上位者の実力者ばかり。優勝者も当然、メジャー大会の常連になるはず。意味ある方針なのか。ゴルフ先進国のゴルフ人口は漸減し続け、危機感を抱く主要団体が五輪を起爆剤に期待している。「名誉」か「金」か。生活の掛かる選手当事者には簡単な選択ではない。

AFP通信によると、4月20日、2013年マスターズ・トーナメント覇者アダム・スコット(豪州)がリオ五輪への不参加を正式に表明した。マネジメント会社を通じ「五輪の前後は大会スケジュールのほかに、公私にわたる他の仕事が多忙を極めているため、このような決断を下した」と理由を説明している。スコットに続くように、南アフリカのシャール・シュワーツェルとルイ・ウエストハウゼンも不参加を表明した。

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アダム・スコット(世界ランキング7位)

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シャール・シュワーツェル(世界ランキング21位)

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ルイ・ウエストハウゼン(世界ランキング13位)

米男子ツアーの日程を見ると、8月11日から4日間を予定する五輪競技の直前、7月28日からメジャー大会の全米プロが開催される。五輪が終わると、8月25日から年間のフェデックスポイント125位以上の選手しか出場できないプレーオフが始まる。4大会すべてで賞金総額825万ドル(約9億1737万円)が懸けられ、年間王者には1000万ドル(約11億円)、2位でも300万ドルなど巨額な“ボーナス”が出る。

スコットが五輪不参加を決断し、ツアーを優先しても無理からぬところか。元世界ランク1位のロリー・マキロイも以前から「五輪で戦うことやメダル獲得を夢見たことはない。常にメジャーが重要だ」と発言している。

ところが、スコットの決断に豪州の五輪選手から即座に批判の声が出たという。AFP通信によると、競泳の女子100メートル自由形で1956年大会から五輪3連覇したドーン・フレイザー女史はフェイスブックで「母国のことを差し置いて、自分のスケジュールを優先するなんて、素晴らしいこと」と皮肉った。さらに舌鋒は鋭くなり、「貴方は人生でいくら稼ぎたいのでしょう。私は競泳の五輪代表として3つの仕事を掛け持ちしていたから、こういうことをするスポーツ選手に対して堂々と意見を言えるのです」と投稿した。

一方で、今回、ゴルフが五輪競技に復帰した背景にはゴルフ先進国で競技人口の減少傾向が挙げられる。ゴルフ人口は2005年から減少傾向をたどり始めているという。05年のデータで、米国で競技人口が過去10年で約500万人も減少という。ロイター通信は今後数年で20%が離れるとの予測があると報じた。欧州でも11年度の調査で前年から4万6000人が減少した。

ゴルフの将来のために、五輪を失敗に終わらせられないのだ。マスターズの責任者を務めるビリー・ペイン氏は「五輪で競技が行われるだけで、人気が世界中で飛躍的に上昇する」と新たな層への働きかけを期待する。成功のためにはテレビ視聴者が見たいと思える有名選手の出場は不可欠。名誉だけでは駄目ならメジャーに出すという作戦に出たのだろう。

男子プロの冷たい態度に比べて、女子プロは五輪に意欲的だ。5月8日に終了した国内女子メジャー大会、ワールドサロンパスレディースに日本大会2度目の出場となった世界ランク3位のレキシー・トンプソン(米国)は「もし自分が行けるとしたら、ぜひ行きます」とし「国を代表するというのは、これほど光栄なことはない」と楽しみを口にしていた。権威のある男子の全米オープンの優勝賞金は180万ドル。対する全米女子オープンは81万ドルと賞金額に格段の格差がある。それだけに賞金よりも“名誉”の方を重んじているのかもしれない。

賞金と名誉!どちらを選ぶのが正しいのか?一般人の私には分かりません。
しかし、スポーツを見る側の視点から考えると、どんな大会であろうとトッププレイヤーが出てこそ楽しめると思うので、素晴らしい選手が欠場してしまう大会は寂しいものです。

今回はゴルフでの問題ですが、東京オリンピックで野球が復活したら同じ問題が必ず出て来るでしょう!毎回、日本代表にしろアメリカ代表にしろ素晴らしい選手が出ない問題が多い気がします。

今回のゴルフも、まだまだ代表が決定するまでに時間があります。
なるべく沢山のトッププレイヤーが出てくれると嬉しいです。

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