2016年リオデジャネイロオリンピックの聖火リレーに
シリアの難民の男性が参加!
今夏開催のリオデジャネイロオリンピックの聖火リレーは
オリンピック発祥の地ギリシャで今月21日にスタートしました。
26日、アテネ郊外にある約1500人ほどの難民や移民の方を一時的に収容している施設で
シリア難民のアマチュア水泳選手のイブラム・フセインさん(27)が
聖火ランナーをつとめました!
ギリシャのオリンピック委員会が難民などへの支援を訴えようと企画。
フセインさんが聖火のトーチを掲げながら施設のなかを進むと、
難民たちが歓声を上げたり子供たちが追いかけたりしていたそうです。
フセインさんは内戦が続くシリアで爆発に巻き込まれてしまい右足を失ってしまったそうです。
2年前にギリシャに逃れてから義足で水泳の練習を続けているフセインさん。
フセインさんは、
「母国を離れて難民にならざる得なかったスポーツ選手たちに、
施設でじっとせず、夢の実現に向けて歩き出そうと伝えたい」
と言っていたそうです。
内戦で右足を失い厳しい状況でもあきらめず練習を続ける姿、
そして笑顔で聖火リレーに参加する姿をみて
多くの人が勇気や希望を感じたのではないでしょうか。
フセインさんはほかに
「すべての人たちが故郷に戻れる日を望んでいます」
とも言っていたそうです。
この言葉にもあるように早く難民の方々が故郷に戻り
もとの生活に戻れることができるよう支援を続けなければなりません。
我々にできることは限られていますができることをしていきたいですね。
このフセインさんがつないだ希望の聖火は27日、
アテネの競技場でブラジルに引き渡されることになっています。
聖火が渡りリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックもいよいよ目前となってきました!
フセインさんのように障碍のある選手が主役のパラリンピック。
オリンピックばかりでなくパラリンピックにも注目を忘れずにしていきましょう!!!!
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