近代オリンピック開始から120周年!

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4月6日は近代オリンピック120周年記念でした!

初の近代オリンピックから120周年という記念すべき日です!
それにちなんでもっともオリンピックらしい伝統ある競技を紹介します!

その名も、 近代五種競技 !!!

この競技は何を競うかといいますと
水泳、フェンシング、馬術、射撃、ランニングの技術です。
この5つの競技をたった一人でこなし争い競い合います。

そもそものこの競技の発端は19世紀まで遡ります。
ナポレオン時代のフランス軍の騎兵将校が馬で敵陣に乗り込み自軍まで戦果報告をしに行った故事がもとになっています。
その将校がなにをしたかといいますと、
敵陣に馬で乗り込み(馬術)
途中の敵を銃と剣で討ち(射撃、フェンシング)
川を泳いで渡り(水泳)
丘を越えて走り抜けた(ランニング/クロスカントリー)
こんなすごいことをやってのけたんです!

この出来事をもとに近代オリンピック創立者であるクーベルタン男爵が古代ギリシャで行われていた古代五種になぞらえて提案したのが始まりだと言われています。

さて、このような歴史のある近代五種。
各競技なにをするのか気になるところです。
では、一つ一つルールを紹介していきましょう!

まず一つ目、フェンシング!
エぺと言われる剣を使い一分間一本勝負の総当たり戦を行います。
勝率70%を1000点とし、得点が増減。
一勝あたりの得点は試合数によって変わります。

二つ目、水泳!
200メートルの自由形。
男女ともに2分30秒を1000点とし1秒あたり12点増減する。

三つ目、馬術!
貸与馬による障害飛越競技。
騎乗馬は公平に抽選で決まり12障害5飛越で行われる。
高さは最高で120㎝、1200点満点からの減点方式。

四つ目は複合競技のコンバインド!
フェンシング、水泳、馬術の合計点の差(1秒4点)でスタート。
レーザーピストルを使い5的を50秒以内に撃ち終える射撃と800mのランニングを交互に4回行いゴールした順番が最終順位になる。

というなんともシビアな競技です。

そしてこの競技、なかなか練習環境が難しい競技なことが安易に想像できますね、、、
ですが!安心してください。
日本では自衛隊体育学校が強化拠点となっており選手育成がされているのです!

今年開催されるリオデジャネイロオリンピック出場内定の男性個人の選手、
三口智也選手も自衛隊所属です!

また、同じく出場内定の女性個人の選手
朝長なつ美選手は警視庁所属。
警視庁にも実は警視庁近代五種部があり選手育成がされています!

両選手ともにリオオリンピック頑張っていい成績を残してほしいですね!

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